コンセプト concept
住宅に対するさまざまな想いを汲み取ってカタチにしていく為、次の『4つのポイント』に心掛けて設計していきます。
1. プラン(間取り)を最重要視する
プランは住宅の根幹をなす部分で、住みやすいも住みにくいも全てプランによって決まってきてしまいます。
住宅が出来上がってからプランを変更しようとしても、そう簡単にはいきません。
明るい太陽の光が部屋中を満たし、心地よいそよ風が抜けていく様に。
限られたスペースでも出来る限り広く大きく感じる様に。
動きやすい動線を確保して日々の生活が楽しくなる様に。
そんなことを考えながら、プランをしっかりと練り上げていきます。
2. 自然の要素を取り入れる
昨今、さまざまな分野において環境に対しての意識がとても高まってきていますが、住宅についても同様です。
LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)やパッシブデザイン等、自然の力を上手に取り入れる手法がありますが、「気持ちいい」と感じられる住宅にする為には、やはり自然の要素を取り入れない手はありません。
その中で特に意識しているのは次の4点です。
太陽の光を上手く取り入れる
建物の中が十分に明るくなる様に、且つ夏場には熱くなり過ぎない様に、最適な窓の位置や大きさ、形状を検討していきます。
風の流れを取り込む
窓を開けた時に風が通っていく住宅はとても気持ちがいいものです。風が建物の中を心地よく流れていく様に、窓の位置や大きさ、壁の配置を考えます。
外の風景を切り取る
建物の中から外を眺めるられると、視線が抜けて解放感が生まれます。
さらに樹木等の緑を見ることができれば生活の中に潤いが生まれ、気持ちもリラックスできます。
温もりを感じる
太陽の光を上手く取り入れることで冬場でも温かく快適な住宅になります。
また使用する素材を検討することで、夏は涼しく冬は暖かい場所が生まれます。
3. 素材の魅力を引き出す
分譲住宅や規格型の住宅では、すでに決められた材料を使って家をつくりますが、1から設計する住宅には、使用する材料を1つ1つ検討していける魅力があります。
その住宅を「気持ちいい」と感じられる様にする為にはどの部分にどんな材料を使ったら良いのかを、じっくりと考えていきます。
4. デザインのバランスをとる
どんな事でもそうですが、ある一部分が突出して目立っていると全体を見た時のバランスが崩れてしまうことがあります。
形や色はシンプルにまとめる一方で、使用する素材の持つ質感や風合いを最大限に活かして、建物全体のバランスが整う様に
検討していきます。
素材やカタチでも「気持ちいい」と感じてもらえる様に、『素材にこだわりカタチで魅せる』を心掛けています。