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災害に負けない住宅とは

2016.10.30

災害に負けない住宅構造


住宅に必要な機能のひとつに、自然災害から家族を守る機能があります。
自然災害は人間の手では防ぐことができません。
そのため、自然災害に負けない住宅をつくる必要があるのです。
災害に負けない住宅を建てる前に、構造について知っておきましょう。
構造には、木造や鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造などの種類がありますが、それぞれ特徴があります。
木造は昔から使用されている、一般的な住宅構造です。
火災に弱いというデメリットもありますが、火災が発生してから倒壊するまでの時間が長いというメリットがあります。
また、木造建築は曲げたり、引っ張られたりする力に強いです。
そのため、耐震性に強く、更に軽量であるため地震のダメージを受け流すことができます。
火災が発生しても、強度が一瞬でなくなるわけではありません。
鉄骨構造は、二階建ての住宅に多く採用されており、台風や地震に強いです。
間口が狭い場合は軽量鉄骨造、地盤が固く耐地力がある場合は重量鉄骨構造が採用されることが多いです。
鉄筋コンクリート構造は、火災に強く、気密性や耐用年数が高いという特徴があります。
災害に強い構造といえば、鉄筋コンクリート構造をイメージする人も多いのではないでしょうか。
木造よりも費用がかかり、地盤改良が必要なケースがあるということを知っておきましょう。
鉄筋コンクリート構造や木造は、どちらも災害に負けない素材です。
地盤の強さなどの条件で、どの構造にするか考えてみてはいかがでしょうか。

 

 

新耐震基準を満たしているか確認しよう


住宅構造にはそれぞれ特徴がありますが、基本的には新耐震基準に沿っているため、震度5程度の地震では損傷の心配はありません。
震度6~7であっても倒壊しないと言われていますが、1981年よりも前に建てられた住宅や、耐震診断を受けていない場合は、地震などの災害によって住宅が損傷、倒壊の恐れがあります。
災害が発生してからでは遅いため、耐震診断を行い確認しましょう。

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