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吹抜からの光

2018.08.04

先日、1つ建物が竣工しました。

南北に細長く、両隣(東西側)には建物が近接している敷地に建てた分譲住宅です。

南道路なのですが、駐車スペースを確保すると庭のスペースが無くなる為、

建物の南に設けた大きな窓を介して道路から中が見えてしまうという状況でもありました。

そこでこの建物のプランは、1階の南に和室を設け、LDKをその北側(建物中央)に配置する計画としています。

こうすることで和室が緩衝帯となり、生活の中心であるリビングが道路から見えにくくなります。

LDK写真1
正面に見えるのが南側の窓。和室をLDKの南に配置する事で、道路から中が見えにくくなります。

 

問題なのは、1階中央にあるLDKに光をどう取り込むかですが、リビング上部に吹抜とトップライト(天窓)を設け、上から光を取り込むことで解決しました。

リビング上部に設けた吹抜から光が射し込みます。 吹抜にはトップライト(天窓)を設けています。

南の大きな窓のシャッターを閉めた状態でも、吹抜からの光だけでLDKが十分に明るくなり、快適に生活することができると思います。

吹抜とトップライトの組み合わせはとても有効ですね。

南の窓のシャッターを閉めた状態。吹抜からの光だけでLDKが十分に明るくなります。
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